ニュースにいちいち自分の意見を付け加える気持ち悪さ～NHKニュース９

私はテレビは結構見るほうだと思う。ドラマですらよく見る。ただその時その時の興味のおもむくままに見るので、経済が気になる今はいきおいニュースが中心になっている。

だいたい食事をしながら見るので、チャンネルの主導権が（笑）戻ってくる9時台から、NHKのニュース９、テレビ朝日の報道ステーション、テレビ東京のWBSというのが定番のまわり方になる。その間に実は翌日の分のブログを書いている。

思うのだが、ニュースに自分の意見を込めるのが最近は多すぎると考えている。一番最初はニュースステーションの久米宏だと思う。しかしまだ遠慮があった。最近一番ひどいのは、NHKのニュース９だと思う。あれはひどい。

ご覧になっている方はわかるのだが、この番組は2人のキャスターで回している。女性の青山キャスターと、男性の田口キャスター。私は女性の青山キャスターがメインだと思っていたのだが、どうやら主導権は田口さんが持っているのだ。しかし問題はこの田口キャスターだ。

田口キャスターは、ニュースの後に「必ず」NHK調でニュースに関する自説を説く。これは業界用語で後説というらしが、これがいけない。しかも日に日に上から目線で断定調。こんなことは言いたくはないが、受信料収入でやってる番組でお前に言われたくないよと言いたくなるような内容ばかりだ。なんかこの男は勘違いしているのではないかと思うこともしばしば。

せめてNHKくらいは、日々のニュースをフラットに淡々とやってほしいと思う。今どきそういったニュースはないものか。

困ったことに最近はこういうおれがおれが！の自分の意見垂れ流し型（ブログのようなものか）のニュースが多い。WBSもだんだん悪くなっていて、これは日経新聞の方針もあるのだろうが、今の景気の現状を伝えてほしいのに、何とか明るい経済ニュースを掘り起こして、最後は株の買い煽りをして終わるというひどい内容だ。こちらも今度は書いてみたいと思っている。