iPhoneとApple Wireless Keyboard の組み合わせ

こんなに便利だなあ、と思ったのは久しぶりだ。iPhoneは、手で入力するものだ、と思っていたのだけど、ここのところEvernoteを本気で使ってきて、議事録とか取るときに、やっぱりムリがあるのは否めなかった。スピーディーに入力するためには、キーボードが、それもまともに打てるキーボードが欲しいと。

といって、キーボードならなんでもいいかというとそうでもない。以前使っていたwillcomにはシャープ独特のキーボードがあるのだけど、あれで議事録を打つ気にはならなかった。やはりキーが小さすぎるのと、スピードがあがらないこと、そしてなにより、ケータイを弄っているようにしか見えないからだ。

iOS4になって、bluetooth接続ができるようになり、一番嬉しかったのが、外部キーボードを使えることだった。これでいっかいやってみようと。ちょうど会社で隣のH田くんがiPadで使っていたので、十分試させてもらった末に購入。

いいのは、本当に安定していることだ。
安定とは二つ意味がある。まずはモノとしての安定性。キーボードががたがたしては気になってしょうがないが、このキーボードは平面に対しての当たり前の精度がとてもいい。だからがたつかない。叩き気味に使う私でも大丈夫だ。それともうひとつの安定性は接続の安定性。bluetoothはけっこう不安定なことがあるようで、うまくいくのとそうでないものの差が激しい。それが怖くて、アップル製を選んだわけだけど、間違いなくきちんと接続でき、安定して使用できる。仕事で使うのだからこの安定性は嬉しい。

機能は、さすが純正でフルに使える。ボリュームとか。一番ありがたいのが、矢印キーが使えるのが便利だ。iPhoneの場合画面が小さいから特にだが、これが使えないで変なところにカーソルが行ってしまうほどいらいらすることはない。大きさもぎりぎり持ち運びが問題ないレベル。キーボードを持ち歩くとかなり変な人だけど、小さめのカバンにもすっぽり収まる。


問題点は、文字変換との相性だ。やはり携帯の文字変換とは勝手が違う。予測結果が素直なIMが欲しい。グーグルの変換でもいいし、atokでもいいのだけど、これが解決できれば、すごいだろう。それと、電車の中では使えない。なぜならキーボードに支えがないから。これはしょうがない。

ポメラとか記述用のガジェットも多いが、これにiPhoneを付属すると本当にポメラのようになる。しかもEvernoteが使えるのは最強だ。ぜひおすすめ。amazonが安いと思う。